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中華人民共和国(C2)
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■C2
中国は世界の中で最後の蒸気王国だろう。幹線を走る大型蒸機も素晴らしいが森林鉄道や炭坑の専用線で活躍するナローゲージの小型機関車も魅力がある。1985年老郷森林鉄道で初めて見たナローゲージの小型蒸機に感動、この日から私はナローの魅力に引かれてしまい現在に至っている。
最近は数も減っているがまだ現役で残っている路線もある。今回から中国東北地方から南は広東省、雲南省まで撮影したナローゲージのC2、C4 classを順を追って紹介します。中国ナローの魅力をたっぷりとお楽しみ下さい。
C2 class 0-4-0 中国 1952年〜 762mmゲージ

黒竜江省 新青森林鉄道
哈佳線の途中に三重連で有名だった南岔。南岔から支線、伊春方面への鳥伊線は終着奥地に新青がある。哈爾浜から直通列車でも丸一日かかった。ロシア国境にも近く小興安嶺が連なり新青はふもとにあった。とにかく寒いという記憶しか残っていない。(新青森林鉄道 1960年代開通 1996年廃線)

一日一往復の旅客列車が設定。新青を早朝6:30出発。暗くて撮れないので車で40分くらい走った沿道で待った。

旅客列車と交換に山から下りてくる運材列車。マイナス30℃の中、山に登り列車を待つのは辛らかったけど朝陽に栄える列車を撮れた感激は寒さもすっ飛び興奮した。

新青駅構内に到着した運材列車。この頃は人民服に厚手な帽子をかぶる人民が多かった。子供たちも寒さの中構内で遊ぶ。

新青駅から国鉄本線駅に結ぶ線路は堂々町中に敷かれていた。半日に1往復走っていた。

黄昏時、庫の前で静かに休むC2。


黒竜江省 綏綾森林鉄道
哈爾浜から北安に伸びる地方鉄道沿線にも3ヶ所の森林鉄道が残っていた。綏稜森林鉄道は綏稜から林光約40キロ区間である。綏綾は列車本数も多かった。

日中、1日1往復の旅客列車が設定。中間の四海店駅での交換する。

十六井では林鉄関係者が足漕ぎトロッコで線路の点検に出かけた。

十六井駅からは山中に入り道路とも離れてしまい水庫でふたたび合流。

客車を追跡する私はすっかり車掌とも顔なじみになっていた。水庫ー四海店間。

十六井駅を出発する朝の運材列車は長編成である。

張家湾付近を行く旅客列車。12月は午後3時を回るとあっという間に暮れる。

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