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キューバ(600番代)

■600番代
LP=ローディングポイント(砂糖キビ集積場)
Alco=アルコ社製蒸気機関車 (USA)
BLW=ボールドウィン社製蒸気機関車 (USA)
Rog=ロジャース社製蒸気機関車 (USA)
VIW=バルカン社製(USA)
Hen=ヘンシェル社製(独)
Porter=ポーター社製
FCC=キューバ国鉄


639 フレナンド デ ヂオス 製糖工場 1435ミリ 台数不明
近年工場の稼働はしていない。BLW ALCなど5両が在籍しているが休業に伴い動いた形跡がない。

639 フレナンド デ ヂオス 製糖工場 1435ミリ 台数不明
製糖工場の入口にモニュメントとして置いてある1号機関車(0-4-4T)。1892年製BLW

640 フランク パイス製糖工場 900ミリ BLW 4台在籍
残念ながらこの製糖工場では鉄道使用は終了現在の稼働もわからない。オルギン州には珍しい900ミリゲージである。廃線跡を辿ったがロケーションがいいのには驚いた。 

604 ロペス ペナ製糖工場 1435ミリ 在籍無し
完全にトラック輸送に代わっている。工場脇の公園には1909号機(ALB 1924年)が静態保存されている。

604 ロペス ペナ製糖工場 1435ミリ 在籍無し
1909号機を眺めていたら女子高生が授業をしていた。彼女たちの体操が愉快でセクシーだったので撮らせてもらった。私も一緒に真似をし身体を動かしていたら大受けしてしまった。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1386号機(2-8-0)BLW 1919年  762ミリ 8台在籍 
オルギン州ラファエル フレイレ製糖工場はハバナ市から約800キロに位置する。遠く時間もかかり短期の旅行では厳しいがキューバ1のロケーションの美しさである。朝昼と1本ずつLPに荷を取りに行く.

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1385号機(2-8-0)BLW 1919年  762ミリ
工場を挟んで東西に本支線がある。東の山線と西線は違い、緩やかな丘陵地帯を行く。西線は1998年からDLに代ったが最近は観光列車も運転される。(3月最新情報編より)

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1390号機(2-8-0)BLW 1912年  762ミリ
これぞキューバNo.1の撮影地。90年のCRJで初めて掲載された写真を見てキューバ通いを決めた憧れの地だった。定番のお立ち台は毎回訪れるところ。時間帯や角度を変えると全く違った写真が撮れるのである。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1390号機(2-8-0)BLW 1912年と1号機関車(0-6-0)BLW 1882年  762ミリ
キューバでも蒸機ブームにわき、運用から外されていた1号機関車が97年に復活。愛好家のリクエストに応えチャーター運転を可能にしてくれた。他の蒸機よりもさらに小さくラファエルのアイドルである。しかし120歳はとうに過ぎている遍歴を持つ。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1号機関車(0-6-0)BLW 1882年  762ミリ
オルギンで合流した友人 Mr Tedと今日は1号機関車をチャーターした。北側の港へ伸びる支線でタンク車を引いてランバイ走行をした。終着駅プエルトビッタ(2000年廃線)では本当に重油を積んで帰ることになって突如現役に戻った。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1388号機(2-8-0)BLW 1907年  762ミリ
朝一番の列車は先頭と中間にカマを付け空貨車を引いて来ることが多い。パライソの分岐点で2編成に分けられ支線に入線する。本線上の同時走行も珍しくない。CFFには考えられない光景である。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1390号機(2-8-0)BLW 1912年  762ミリ
遠ざかる列車を見ていたら突如小学生がこちらにやってきた。マイカーではなくマイロバとマイポニーである。支線を追って本国道から一歩旧道に入るとのんびりとした世界が飛び込んで来る。馬を扱う子供たちのしぐさは大人そのもの。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1386号機(2-8-0)BLW 1919年  762ミリ
ウビーラは一番奥のLPである。途中RVのレンタカーでスタックを繰り返し必死に追いかけた。起伏が激しい路線だからそれなりに景色も抜群である。でも雨が降ったら戻れない。

635 ラファエル フレイレ製糖工場 1388号機(2-8-0)BLW 1907年  762ミリ
アルツナのLPで休憩するカゥーボーイたち。まるで西部劇のワンシーンである。炎天下でも風があって清々しい。そんな光景があちこちで見られるのがキューバの魅力である。

いかがでしたか?キューバの製糖工場のアメロコたち。トリはキューバでも最も人気のあるラファエルフレイレ製糖工場でした。ナローゲージといいカマといいロケーションも素晴らしく私も大好きなところです。しかしここも砂糖生産の制限により近年は不安定な稼働状態でした。来年は工場稼働休止と聞き残念でなりません。
 ここ数年キューバの製糖工場は軒並み休業に追込まれています。キューバのアメロコはほとんどが80年から100年以上前のものです。まぁ〜!2002年までよく現役で頑張っているのが不思議ですよね。
 来年の砂糖生産の減反で蒸機保有の工場閉鎖が発表されました。好きなナロー路線は2工場しか残りません。どうやら私の12回目のキューバ通いも2003年を持って終止符を打つようです。
今回でキューバの製糖工場別とした蒸機特集を終了します。今後は気ままですが写真を入れ替えてご紹介したいと思います。


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都築雅人の出会いとロマンの煙情日記
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