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■アヒルの歌唱午後の列車出発までまだ数時間あった。機関車が見える木陰でチャイを飲んで休んでいると突如アヒルの群れがガーガーと騒がしく鳴いた。飼い主が餌をやるため現れた。しかし彼は餌をもったまま近所の友と話し込んでいる。アヒル達は焦らされてなおも鳴き叫んでいる。12羽が一斉に鳴くとさすがにうるさい。私はアヒル達に寄れるところまで寄ってみた。リーダー格の1羽に持っていた一脚で突っく、すると怒ったアヒルは私に向かって突進してくる。あの目はみな攻撃的だった。さすがに私は後に引く。アヒルを始めどんな動物も食べ物の恨みは恐ろしい。その時私は今日の晩飯はアヒル料理と決めた。 |
ミャンマー ピュンタザ機関区 |
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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-08-29