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■バノヴィック炭坑 |
バノヴィック炭坑は立坑でツヅラ市最大である。近郊からはナローゲージによって石炭が運ばれて来る。下部ではスタンダードゲージの62型が入れ換えに頑張っていた。 |
上部のナローゲージの敷地から下部スタンダードゲージを臨む。 |
寒さの中、ニューイヤーを前に炭坑スタッフが精を出していた。 |
構内では炭車を引いたり押したり相変わらず忙しく駆けずり回る62。 |
62はしばしの休憩、そこはまるで聖夜のように静まり返っていた。上部ではナローゲージの83型がドレインをきって構内を往復している。 |
バノヴィック炭坑からさらにナローゲージ(760mm)が5Kmほど延びていた。炭坑へは丘陵が多く狭軌で敷設された。旧ユーゴスラビアの鉄道と言えば山岳狭軌道が有名。 |
バノヴィック炭坑に着いた炭車はツルハシで車体を叩き石炭を下ろす。 |
83型蒸気機関車はナローゲージの現役機として残る最後の一台である。 |
丘陵を越え炭坑を目指す沿線はほとんど農村地帯であった。昨夜の雪で畑いち面を真っ白に変えた。 |
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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-04-29