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キューバ 500番代 シエゴ デ アビーラ州
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■500番代

500番台=シエゴ デ アビーラ州

LP=ローディングポイント(砂糖キビ集積場)
Alco=アルコ社製蒸気機関車 (USA)
BLW=ボールドウィン社製蒸気機関車 (USA)
Rog=ロジャース社製蒸気機関車 (USA)
VIW=バルカン社製(USA)
Hen=ヘンシェル社製(独)
Porter=ポーター社製
FCC=キューバ国鉄


503 オーランド ゴンザレス ラミレズ製糖工場 1808号機(2-6-0 BLW  1927年)7両在籍 1435mmゲージ
毎回訪れるごと豊富で活発な動きである。車体がブルーに塗られた1808号機は流れ者。以前はキューバリブレー製糖工場にいた。


504 エクアドル製糖工場 1821号機(2-8-0 BLW 1920年)10台在籍 1435mmゲージ
シエゴ デ アビーラ州の中でも大型機の保有数は一番だろう。LPに到着すると直ちに入れ替えに忙しい。それを周りの農民はのんびりと見送った。


504 エクアドル製糖工場 1821号機(2-8-0 BLW 1920年)10台在籍 1435ミリゲーシ
線路は道路にほとんど沿っているので追跡が可能。ただ周辺は平坦でロケーションの乏しさが難点。


505 カルロス マヌエル デ セスペデス製糖工場 1173号機(0-4-0ST BLW 1915年)
ここに来る楽しみは2台のサドルタンクに会うためだ。入れ替え専用だが広いヤードを左右に車体を揺らしながら駆け回る姿が愉快だった。


505 カルロス マヌエル デ セスペデス製糖工場 1174号機(0-4-0ST Dav 1919年)
重装備で不格好な姿はまるでガマガエルのようだ。在籍する2台のサドル機はいつしか大型機に場を奪われ解体されてしまった。


515 シロ レドンド製糖工場 1826号機(2-8-0 Alco 1921年)8台在籍
シエゴ デ アビーラの街を南北に分ければ南部はエクアドル製糖工場、北部はここシロ レドンド製糖工場。双方活気があり街の重要所在である。しかし砂糖生産規制で毎年どちらか片方が休業に追い込まれる。


515 シロ レドンド製糖工場
キューバにも健在したスチームクレーンである。やはり1930年当時の製造と思われる。自走可能。


522 ベネゼーラ製糖工場(1657 4-6-0 Alco 1916年)9台在籍
大型機が揃うこの工場はアメロコ愛好家が多く訪れる。1800 1900番台の大型機も元気に煙を上げている。工場のヤードも正向きで入れ替えをしているため出発の気配。


522 ベネゼーラ製糖工場(1741 2-8-1 BLW 1920年)
LPに向かう途中繋がれていたヤギがドラフト音に驚いて、とうとう杭ごとすっコ抜けて逃げ出した。

506・511・520の各製糖工場はすべてファイアレス機関車なので無火機関車編で紹介します。

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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-08-30