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■中国 |
広西壮族自治区 羅城 所・虹春(仮名)20歳 ホテル服務員 |
夜明けの撮影を終え、羅城の町に戻り朝食のためホテルに着く。この地方の人たちの朝食は会社や学校近くの食堂でとる。 私の泊まったホテルの横にもたくさんの食堂が並んでいた。この地方の名物はビーフンで、その調理方法は小さなフライパンに好きな肉、野菜を炒めビーフンを入れるというごくシンプルなもの。 この町の食堂が面白いところは、もちろんコックはいるが客は各自で調理をする。スープや調味料を調整してオリジナルのビーフンを作る。私の泊まったホテルの服務員がちょうど出勤前に朝食を作っていた。制服姿を見なれていたせいか彼女のTシャツにオーバージーンズ、携帯電話をぶら下げた姿はいかにも現代っ子らしい。 ふっくらした胸を揺らしながら調理している彼女。料理裁きも手慣れたものであっという間に炒め終わって私にも作ってくれた。少々味付けのしょっぱいスープは忘れられなかった。 |
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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-08-30