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■チェコチェコでの特別運転が終わった。日没まで時間があったので同行のMr Ted(英国人)と町のテラスでビールを飲んでいた。汗も引き風を受け気持ちがいい。遠くでは入換え機関車の汽笛が聞こえる。線路のある方を見ると2人の女の子がいた。ボーッと彼女たちを見て、カメラをバックに終う前、望遠レンズで彼女達に向けたみた。数枚シャッターを押していると気がついたらしく何か言っている。怒っている感じではないことが直に分かった。ロシア語も喋るTedさんは彼女らに近寄り話をした。
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チェスク リパ アリョーナ・プウデェイコバ(仮名) 20歳 モデル |
Tedさんが私にナイキの帽子の娘はプロのモデルだと教えてくれた。「お〜っとこれは撮っておこう」とカメラを持って私も近寄った。 彼女はプラハでファッション誌の専属モデル。カメラを向ければ美しい笑顔を返す。ポーズ慣れしていてさすがプロのモデルだ。 自然さが欲しかったのでTedさんと話をしている時に狙った。陽も沈み露出に乏しかったが澄んだ目が青い炎のように輝きやたら奇麗だった。彼女に見つめられると私もときめくものがある。もう少し出会うのが早かったらと悔やむ。 別れ際、まじ顔で私の腕をチクリとつねった小悪魔のようなアリョーナ。何の意味だろうか。つねられた私の腕はキスマークのようにほのかに赤くなった。この腫れが引くにはちょっと時間がかかった。 |
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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-08-30