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パキスタン チェンガマンガ森林鉄道
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■チェンガマンガ森林鉄道

ラフォール市から南に70km。約2時間で着くことができるチェンガマンガ森林区は、周囲18km、12.510haの広さである。1880年イギリス人たちによって植林を開始、同時に軍隊演習用として狭軌鉄道が敷かれた。

森林内は16マイルに及ぶ線路が敷かれている。森林伐採は12月、1月に行われる。森林を25区画に分け毎年500haを伐採、すぐに整地して植林をくり返す。森林の外れには遊園地と湖があり休日には遠足や親子連れで賑わう。たえず機関車は伐採期以外でも毎日火を入れて国鉄に隣接の駅から遊園地へとピストン輸送を行っている。

C型 0-6-0 John Fowler社 1927年 610mm


朝の機関区
金曜日はイスラムの休日とあって遊園地も混み合う。今日は2台で運転するので朝の機関区は活気があった。


小さな旅
まずは遊園地に向かう客車が出発。途中運河を渡る小さな鉄橋がある。


伐採
伐採現場はわずかだが木は倒されていた。伐採した木を台車に積むためさらに細かく切っている。ここで伐採した木材は主にタンスとクリケット用のバーになる。


パキバス
夕方、パキスタン名物デコレーションバスに遭遇した。森林公園内をバス輸送も行って家路に急ぐ客を運ぶ。

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©2000-2007 TSUZUKI Masato - Last Updated 2007-04-29